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執筆者の写真松原ナースケア

第2回まつばらOPENDAY!


2月9日に松原アーバンクリニックと合同で

2回目の地域向け勉強会 「まつばらOPENDAY」を開催しました!


外部からは18名の方々が参加してくださいました。ありがとうございます。



今回のテーマは「看取り」について 


利用者様に関わる全ての職種が悩む議題です。



まずは、松原アーバンクリニックの舟槻医師に講義をしていただきました。



看取りは医師だけが詳しいのではない、「職種の壁を超えて連携していくこと」が必要だと学びました。



続いて少人数でのグループディスカッションを実施しました。




訪問看護師の私が参加したグループでは、


・癌末期の方の往診や介護サービスが入るタイミング

・老衰の方の病状説明やACPを確認するタイミング

・独居の方の看取りで大切な事 など


様々な困難事例をあげながら話し合うことができました。


ディスカッションを通じて多職種のみなさんが様々な視点で悩んでいることが分かり

講義でもあったように、とにかく「こまめな連携が大事」と再認識しました。



また、理学療法士Kさんが参加したグループでは

主に「看取りの方に対する環境調整について」焦点をあててディスカッションされていました。



<理学療法士Kさんからの感想>

 病院を退院され、ご自宅でお看取りされる方が安全にご自宅で過ごすために、介護ベッドやポータブルトイレといった福祉用具は不可欠であると感じます。


ただ、住み慣れたご家庭の環境が変わってしまうことが患者さんやご家族の負担ではないのか、また各職種が判断する最適な福祉用具導入のタイミングはいつか、といった内容で話し合いが進みました。


最期を住み慣れたご自宅で過ごしたいけれども、今までと違う家具を使用するため逆に落ち着かないのでは、またご家族も慣れない用具を使うため、更に不安感が強くなってしまうのでは。といった意見もありました。安全な療養環境を整えるためには患者さんやご家族の目線に立ち、不安感の軽減を図りながらも、自分たちの専門性を発揮することが重要であると改めて感じました。




最後になりますが、「人生の最終段階にどのように関わっていくか」とは、

模範解答のない難しいテーマかと思います。




患者さんご家族が「いい最期だった」と思っていただけるよう、各職種で連携を強化することが重要だということを今回の交流会を通じて改めて感じました。





<第2回まつばらOPENDAY当日裏情報♪>


当日はバレンタインが近日ということで、

松原ナースケアステーションと松原アーバンクリニックのオリジナルチョコレートを参加者の皆さんにプレゼントさせていただきました〜!!







次回は4月12日に「災害・BCP」をテーマに地域交流会を開催予定です。

勉強会・交流会の様子はまたブログでお伝えできればと思っています!



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