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忘れられない青い空

更新日:6月18日

 昨年の1回目の緊急事態宣言が終わった頃、利用者様Aさんが沖縄の緩和ケア病棟で最期を迎えたいという希望がありました。

コロナ禍のなか、沖縄の病院は受け入れを快諾してくれましたが(今では難しかったかもしれません)日々体調が変化し横になっている時間が多くなり、本当に5時間近い移動が出来るのかと本人、家族、医療者も不安がいっぱいでした。相談の上、看護師が沖縄まで一緒に行くことに。


 当日も機内で急な変化あるかもしれないと不安のなか、早朝からの出発。

長時間移動で、倦怠感・疲労感が強く顔色も悪くなりつつも、Aさんの頑張りとご家族、ケアマネージャーさん、医師、在宅の看護師さん、介護タクシーの運転手さん、羽田・那覇空港のスタッフ、客室乗務員の方々、沖縄の病院の看護師さんと多くの人の助けをかり無事に沖縄の病院に着くことができました。ご本人が一番安堵したと思いますが、一緒に行った私も本当に安堵しました。

 

 4時間だけの沖縄滞在でしたが、多くの人とのあたたかい出会いがあり、訪問看護師として、一人の人間として、貴重な体験をさせてもらいました。Aさんが機内で手を震わせながら辞世の句を書いていた姿。前日まで雨続きだった沖縄の青い空。一生忘れることがないと思います。

 

  


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